7.15

  • 2017.07.15 Saturday
  • 17:55

 

昨日の夜、銭湯のバイトが終って帰る時、ふいに女将さんが手に持ってた文庫本を開いて「この本、主人が好きだった詩の本なんだけど、あなたが読んだらどんな風かなと考えていたの」と言われた。その時は電車の時間が迫っていたので「ぜひ、読みたいです!」と答えてバタバタと帰った。

 

それで、寝る前(あ、お母さんの好きだった本を読みたい)と思い、本棚を探して、「ぼくは12歳」(岡真史)を手に取った。

母が、生前この本を読んでいた姿をぼんやり覚えている。

 

この詩はお母さん好きなんじゃないかなとか、これはあまりだろうな、でもわたしは好きよ、とかいろいろ、声に出しながら、読んだ。

 

それで、さっきバスの中で「ぼくは12歳」後編にある岡くんのお母さん、岡百合子さんの文章を読み返していたら「死ぬ三日前、七月十四日、私とあの子二人だけの最後の団欒は、居間で、二人してビートルズのステレオを聞いたことでした。どうして十四日とはっきり覚えているかというと、その日は私の誕生日だったからです。」と書いてあった。

あら、7月14日はちょうど昨日だ、なんだか不思議だ。

 

岡くんは、お母さんの誕生日に、お母さんとビートルズを聴きながら、結成時のエピソード、メンバー一人一人の経歴、特徴をとうとうと、語ったそうだ。

 

死ぬ三日前ということは、あさってが命日なのか、七月十七日。

あ、その日は危口さんの月命日だ。そういえば危口さんのご実家の本棚にも「ぼくは12歳」があったな。

 

岡くんは12歳で亡くなり、お母さんは35歳で亡くなり、危口さんは42歳で亡くなった。

わたしの頭の中で彼らが会合する。

 

あっという間に意気投合しているから、わたしは入れなくて、遠くから見ている。

 

ところで女将さんの持ってた詩の本はなんだったんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

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  • 2017.11.25 Saturday
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