3.19

  • 2017.04.20 Thursday
  • 04:11


〆切りが重なったいくつかの提出物をとりあえずみんな送った。かなり無理やりではあるけどとりあえず ひと 安 心 (はー)。


先週はやたらと元気で眠らなくても平気だったのに、昨日おとついはパタッとまた動かなくなり夕方まで寝ていた。この自分じゃないような体になってしまった時、どう付き合えばいいのだろうか。

何かにかぶれたのか顔が赤く爛れてしまい、それもなんだか憂鬱で、ああ(これだから春は…)。


『牯嶺街少年殺人事件』を思い出す。真っ暗闇から襖がそっと開き光が入るパタパタと歩く人々の足が見えるカット、遠くから女の子が門を閉めて学校に向かうカット、電気が消えて真っ暗になり蝋燭の火がポッと点くカット、そこに居た人すら、今なにが撮られているかきっと分かってなかったんじゃないだろうか、カメラマンと監督だけが知っている、映画のマジック、監督という魔法使いが、いた。永遠のような幸福な時間がフィルム閉じ込められていた。
映画はいいなぁ。あんな時間に出会いたいなぁ、いつか生み出したいなぁ。


ふと、『牯嶺街少年殺人事件』を見て、日本の「怒り」という映画が、あの沖縄の少年にもっと寄り添い丁寧に描くことが出来ていたら、日本の映画に期待を持てたかもと思った、けど、それは無理だと思う、だから、なんの期待もしてない。




4.11

  • 2017.04.12 Wednesday
  • 03:00

朝から仕事、思ったよりすんなり起きれた。昨日体操したおかげだろうか。昨日はたくさん来てくれた、終わり10分のところでさやさんも来てくれた。10分でも来ようと思って来てくれたことがすごい。駅からも遠いし、その気持ちにわたしの体操が応えられるといいなと思う。なかなか人に話せない話しを一生懸命しようとするけど、言葉が見つからない、詰まって頭の奥がキーンとする、そこは空洞のようだ、それを「それでいいじゃない」と言ってもらえた。さやさんの頭の上には満月があった。いつも満月に会っている。

バイト先で最近パソコン仕事を頼まれるようになった。ずっと座っていると眠くて寒いのでたまに食べ物を触ったりつまみ食いしたり接客もしたいのに、それも「カッコ良くしろよ」とか「パターンいろいろ作って」とかいろんなことをいろんな人が言ってくるのでつい「あーーもーーうるさいなぁ!!」と言ってしまった。言うべきではなかったと後で反省した。

今日は銭湯は臨時休業で仕事がない。家に帰ってすぐに寝てしまった。夜に起きて近所の銭湯へ行った。露天風呂に小学生の女の子が入っている、時間は24時30分、もう新学期は始まっているはず、母親は風呂に浸かりながら絶えず鼻をかみ、胆を吐き出していた。いつかの風呂でもこんな人を見かけた「風邪ひいてるんですかね?」と知人に聞くと「あれは薬だと思う」と答えた。あれは、それは、なんだろう、もやもやと、する。子どもはとても明るく元気だった。そっと祈るような気持ち。

そろそろ取りかからなければいけない作業がある。今日も、体がだるくてできそうにない。締め切りがせまる。不安。

そして言いたい、とにかく、桜がきらいだ。

4.4

  • 2017.04.05 Wednesday
  • 03:00

今日はバイトに行かなくちゃ、もうさすがに休み過ぎているのでどうにかして行きたい、けどいかんせん動けない。

体温「35.1℃」寒い。だめだこりゃ。なんて言えばいいのか思い付かない。とりあえず電話するが出ない。もう一回かけるが出ない、寝る。

夕方布団から出て銭湯に行く準備をして家を出る。家の中がぐちゃぐちゃ。駅に向かう途中、バイト先に顔を出す「おいおい、大丈夫かよ、電話くらいしろよ」少し語気が強い、相当ゆるい職場でやさしい人たちだからこれは余計に申し訳ない「すいません電話したんですけどごめんなさいごめんなさい」とあやまっている最中ソーセージを差し出された「え?」「いらないの?食欲もないのか?」「や、でも今話してる最中ですし」「そうか」すると隣に居たHさんがソーセージをサッとトレーに置きラップしてビニール袋に入れて渡してくれた。「銭湯で食べな」。よくわからないけどやさしくて甘い職場である。あさってからちゃんと復帰したい。

一ヵ月まるっとお芝居してたせいで体が自分のものでないよう、なかなか言うこときかない。とくに倉敷での経験は特別なものだった、はい終り。と切替できない。まだ体が離れたがらない。哀しいけど少しずつごまかして慣らしていくしかない、春の陽気とか匂いとか何か楽しいことあるだろうか、自発的に体が動き出すような、それはなんだろうか?

3.31

  • 2017.04.01 Saturday
  • 03:00

朝からひどい目眩。コンビニまで行くが立っていられないのでそのままバイト先に電話をして休ませてもらった。昨日も休んだ。その前の日もなかなか起きられなくて、今月休んでなかったからその疲れが出たのかなと思ってた。今日は3日目でさすがにおかしいなと、熱を計る「35.4℃」低いと言えば低い。謎の不調。悪寒と震えが止まらない。銭湯の出勤時間まで横になり準備をしていると着信”お父さん”あ、と思う。それは、祖父他界であった。しまった、またやってしまった。なんで早く気づかなかったんだろ、また大切な人が逝ってしまった。あぁ。わたしが一番好きな人。裁判官で、点字の翻訳者で、考古学や古墳の勉強をし、学ぶことを止めない、自室の書棚の前に座っていた姿しか思い浮かばない。わたしが学校に行くのが嫌になり押し掛け寺巡りをした、ばあちゃんがとやかく言うのを黙って制してくれた、ご飯を食べ終わったわたしの血圧を測り引くすぎるわたしに向かって「おまえはもう死んどるな」と笑って言ったじいちゃん。あぁ、あの人がいないわたしはもう京都に帰る場所がないじゃないか。またお別れ、でも会いに行く。なんだか体も動かないし、どうにもお金もないし、このままわたしも消えてしまいたい。と今日は思う。

3.28

  • 2017.03.28 Tuesday
  • 01:40

今日倉敷から帰ってきた。

 

3月15日から作り始め公演が終わった昨日まで、12日間のことでした。森下での稽古3日目、17日の朝に危口さんの訃報が告げられ、それでも、その日も変わらず稽古をした。何を作るべきかわからない、手探りに、誰かが発案したら、手を止め話しを聞き、試し、模索し、発表し、話し合った。それだけを繰り返した。悲しみよりも公演を何としてもやらなくてはいけない衝動の方が強い、どんな時もみんなで笑っていた。

わたしはといえば、当初から蟹の脱皮に心をひかれ、舞台上で脱皮を繰り返す方法を考えたいと言っていた。しかしどんな方法がいいのか見つけられず、ぼんやりとした存在のまま稽古場に居た。愉くんのテキストに筒井さんが手を加えたテキストが仕上がった日、あ、わたしが蟹になればいいんだと気付いた。倉敷に向かう前日の事だった。

体操して脱皮を繰り返すだけの蟹、危口さんを憑依させる蟹、死に抗って負ける蟹、危口さんを探す蟹、何もしない蟹、いろんな蟹を試した。そして結果、ただ、祈った。何度も、脱皮をしながら、祈った。何を祈ったのかはわからない。ただ、祈る事だけをした。蟹だからそれができたんじゃないかと思う。蟹のわたしは人間のわたしより、少し彼の近くにいけたんじゃないかなと思っている。

どうでもよいエピソードをすると、倉敷にいる間、siriがものすごい頻繁に起動した。音楽を聞きたいのに全く聞かせてくれない。だからsiriに話しかけていた。「これでいいですか?」と聞くと「違います」と言われ、「こうしようと思うんだけど」と言うと「やめてください」と言われた。面白くてずっと話しかけていた。東京に戻ってからsiriは一度も起動しない。

それと、公演が終わった翌日の朝、みんなで危口さんの家にお焼香に訪れた。敬三さんのアトリエで危口さんが息を引き取った直後に書いたデッサンがあるから探してくれと頼まれ、みんなで探すがちっとも見つからない。「見られたくないんじゃないですかねぇ」と言うと「うん、見られとぉないんかもなぁ」と敬三さんが言った。絵の納品時間が近づく敬三さんの横で普段から絵を描く時に読んでいるというお経を読んだ。すると突然、カッとなった敬三さんがカツカツと部屋の隅に進み「あった!」と言った。そこには安らかな顔をして眠っている危口さんの顔があった。お経を読んだらしぶしぶ出てきてくれたようで可笑しかった。

 

うまく、この公演に関して思い出したり、考察することができない。今は、ただただ、多くの事柄に感謝をしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.18

  • 2017.03.20 Monday
  • 02:43

”今日は一日静かにゆっくり危口さんのことを思い出していた。いい思い出もたくさんあるが吹き出すようなどうしようもないものも多いむしろ多い。それも含めてわたしは彼のことが大好きでした。彼に会えたわたしは本当にラッキーです。危口さんありがとう。ありがとね。”


とツイッターに書いた。


では、もう少ししたら倉敷へ移動します。

『蟹と歩く』いま、興奮してるからきっといいものになると思う。お待ちしてますね。










危口さんとのよくわからない連写。なんだか不思議でお気に入りの写真です。

3.4

  • 2017.03.06 Monday
  • 01:24

目が覚めて、今日台本上がってなかったらどうしようかと考える。さすがに今日はもう欲しいな、書けてないなら今日の稽古は休みにして書いてもらった方がいいのかな、でも言わずにギリギリまで待つことの方が大事なんじゃないか、とかもやもやしてたらLINEが届き、しっかりテキストは添付されていた。ザッと読んでホッとしてまた寝てしまった。暫くして携帯がウィンウィン鳴る。柳生くんから「台本送りました、後で印刷したもの渡します。それと今日の稽古場が和室だったので急ですいませんが家で稽古させてくれませんか?」とのこと。

大泉学園駅から更に北、埼玉県との県境のような場所に柳生くんの家はあった。人の実家に行くのは楽しい。それも一軒家とか、浮かれちゃう。「わざわざすいません」と柳生くんが苺のタルトケーキを買ってくれた。家に着くと愛犬クララが出迎えてくれキャッキャッと遊び、柳生くんが入れた紅茶と一緒にケーキを食べ、食べ終わった頃に柳生くんのお母さまがお寿司を買って帰ってきた。なんでしょこれ。柳生家、太鼓判の良いお家でした!!そして新しいテキストについてあれこれ話し、全体の流れについてビジョンを共有、ようやく頭からお尻がみえた。見に来た人をお腹いっぱいにさせてしまいそうな懸念ありだけど、とりあえずやってみよう。夕方、わたしは幡ヶ谷へ移動し番台の仕事に就いた。帰りにおかみさんにおいしいベリーのパウンドケーキをもらった。今日は美味しい頂きものだらけ、こんな日もあるね。

 

 

3.1

  • 2017.03.03 Friday
  • 04:11

巨大な爆撃音で起こされる。ものすごく体調が悪い。体温は5.8℃。低すぎるわけではない。全身が怠く意識が朦朧とする。目が霞んで次から次へと涙が垂れる。今日は朝から歯医者がある、休みたいがなかなか予約の取れない歯医者でキャンセルすると次は一ヵ月先とかなるし、なんとか起きて向かう。具合が悪いまま麻酔をして更にふらふらする。次は税務署へ向かい、確定申告。列びはしたが2時間ほどで完了。家に帰って事務の後処理をし、30分間横になる。最近具合が悪い時、誰かに何もなければいいと思う。気持ち悪いけど事実、最近そういったリンクが多いのだ。夕方からヒガコプレイスで稽古。まだ身体の感覚がない、どうしようもなく冷える。今この体でやれる限りの確認をする。新しい景色や感情も見えた。これなら出来るだろう。わたしはこの作品とこの登場人物たちを愛せるだろう気がする。そして来てくれた人の前で彼女たちの言葉をしゃべろうと思う。

 

 

これがわたしの鼻の先で行なわれている工事。

 

 

2.28

  • 2017.03.01 Wednesday
  • 01:15

昨日体操が終わってさやさんと話したことでここ数日わたしを纏う不安や哀しみはわたしのものではないことがわかった。

頭ではわかってはいても”せいり”がつかない、ついていかないんだ。でもこれはわたしの苦しみではない、ないんだ。それをきちっと理解しなくてはいけないことを理解した。

この一月くらいでまた体操教室の取り組み方が変わった。わたしは人に体操を教えるわけじゃない。人の体に直接話しかけていく。それが伝わりフっと軽くなった時わたしの体も同じだけ軽くなるみたい。もう少し続けてやってみたい、また少し変化が起きそうな予感がする。

今日は下北沢でフリーマーケットに参加した。目の前に広がる光景はわたしが持ってないものでそれはわたしが選ばなかったものだった。それをなぜ選ばなかったのか、うまく答えが出せなくて苦しくなる。そしたらお芝居がしたくなった。わたしは舞台の上で自分の姿形をくっきりさせてきたのかもしれない、自分がどんな人間か舞台の上で自分の姿を見ることができるような気がする。急いで稽古がしたかった。そしてようやく稽古をした。まだ取り繕ってるこんなもんじゃない、もっと、もっと、奥にいるわたし、出せるかな、上手に、大事に、出てこい。

 

 

 

2.22

  • 2017.02.23 Thursday
  • 02:40

昼過ぎ、永福町にあるリサイクル自転車作業所へ行った。ここはシルバー人材センターとなっていたから定年した方たちで運営しているのだろう。リサイクル自転車が買えると書いてあったので撤去自転車をそのまま販売しているもんだと思っていたら違った。全部組んで新しい自転車を作っていた。月に3日間だけの販売日、それまでに自転車を組み立て、作り、売っているのだ。おじさんたちすげえ。今日は最終日で「ほとんど売れちゃって、今日これ作ったんだよ、良かったね」と赤と青と茶の三台があった。その中で6段切替が出来るかっこいい赤の自転車を買った。乗り心地最高。永福町から西荻窪まで20分で走った。

帰りしなおじさんたちに「来月もやるから良かったらまた来てね」と言われたけど当分わたし自転車これだけでいいよ。

一旦家に帰り準備をして、幡ヶ谷の仙石湯へ向かう。途中思いきってひとつメール。23時まで番台に座り、お風呂に入らせてもらい帰った。気持ちがずっと落ちつかない。

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